問(2) ②「それ」は何を指すか。
1.生徒がみんな同じ答えを言うこと
2.生徒がみんな違う答えを言うこと
3.他の生徒と同じ答えの時は手をあげないこと
4.他の生徒と違う答えの時は手をあげないこと
問(3) (③)に入る最も適当なものはどれか。
1.別の答えはありませんか
2.だれの答えが正しいですか
3.同じ答えの人はいませんか
4.まだ答えていない人はいませんか
問(4) 筆者は学校の先生にとうしてほしいと思っているか。
1.生徒が間違った答えを出したらすぐ直してほしい。
2.生徒に人と違う答えを出すことをすすめてほしい。
3.生徒の答えが他の生徒と同じご答えでもほめてほしい。
4.生徒に正しい答えだと思った時だけ答えるように言ってほしい。
(3)
私たちはどんな時に悩むのだろう。就職を決める時、A社にするかB社にするかで悩む。今交際している彼女と結婚するべきかどうかで悩む。つまり何かの選択場面、決定場面に立たされた時に悩むのである。しかし、若者たちは選ぶことができない。いやその前にそもそも(注1)選ぼうとしていない。選ぶ意志がないのである。
ある調査によると、今の若者のうち「どの会杜に就職するか」を「自分で決める」のはわずか18パーセント。約5割(注2)が「父.母.友だちの意見で決める」と答えている。「なるようになる」と答えた者も、約3割いる(筒井俊介、修士論文)。
( ① )驚きなのは「恋人」を「自分で選ぶ」若者が、わずか29パーセントであること。「なるようになる」が4割で一番多い。おそらく合コン(注3)か何かでたまたま隣にいた人と、何となくつきあい始めるケース(注4)が多いのだろう。
「今つきあっている恋人と結婚するかどうか」を「自分で決める」若者はさらに少ない(22パーセント)。約2割が母の意見、約2割が友だちの意見で決めると答えている。
これでは、悩みが生じないのも当然である。
就職と結婚は、人生の二大イヴェント(注5)。よい配偶者(注6)に恵まれて、自分を生かせる(注7)仕事に就く。これが今も昔も、幸福の二大条件である。この二つを自分で選ばないのなら、たしかに大した悩みも葛藤(注8)も生まれてこないだろう。しかしそれで果たして、自分の人生を生きていると言えるだろうか。
けれど、②それが今の若者の「当たり前」なのである。
(諸富祥彦「〈むなしさ〉の心理学----なぜ満たされないのか」による)
(注1)そもそも:はじめから
(注2)~割:1割は10%
(注3)合コン:独身の男女が出会いの場として開く集まり
(注4)ケース:;場合
(注5)イヴェント:行事 (注6)配偶者:夫、または妻
(注7)生かす:よさ、能力を十分に引き出して使う
(注8)葛藤:反対の二つの気持ちの聞でどうしようかと悩むこと
問(1) (①)に入る最も適当なものは何か。
1.実は
2.では
3.さらに
4.ただし
問(2) この文章中の調査によると、若者は恋人や結婚相手をどのように決定しているか。
1.恋人も結婚相手も自分で決める人が多い。
2.恋人も結婚相手も自分で決めない人が多い。
3.恋人は自分で決める人が多いが、結婚相手は他の人に聞いて決める人が多い。
4.恋人は他の人に聞いて決める入が多いが、結婚相手は自分で決める人が多い。